ご存じの通り、昨今のデータプロフェッショナルは、より多くのデータとインサイトをより多くのビジネスユーザーに、これまで以上に迅速に提供しなければならないという大きなプレッシャーにさらされています。データはビジネスに不可欠です。企業の最前線に立つビジネスユーザーは、データドリブンな意思決定を行うために、パーソナライズされた、行動に結びつくインサイトを必要としています。しかし、そのようなビジネスユーザーがThoughtSpotをはじめとするセルフサービスのライブアナリティクスプラットフォームを利用するには、事前に分析エンジニアがデータを適切にモデル化する必要があります。
高まるプレッシャーに対応するため、柔軟性のないデータウェアハウスモデルに見切りをつける分析エンジニアリングチームが増えています。そのようなモデルに代わって、ソフトウェアを構築する際と同じ原則で複雑なデータワークを管理しています。重視しているのは、拡張性、プログラマビリティ、コラボレーションによる迅速な規模拡張です。dbtとの新たな統合によって、データワークの活用をこれまで以上に容易にすることが可能になりました。dbtとの統合により、分析エンジニアはdbtモデルをThoughtSpotの分析レイヤーにシームレスに統合できるようになります。
手軽にデータを活用
dbtは、ELTにおける「T(変換)」と同等のものとみなされています。dbtを使うと、アナリストやエンジニアはSQLに関する知識を共有するだけで、データ変換ワークフローに共同で取り組むことができるためです。このフレームワークをThoughtSpotと統合することで、すべてのデータアナリストやエンジニアが以下のような作業をより素早く効率的に行えるようになります。
既存のdbtモデルからテーブル関係を検出する。
dbtモデルのスクリプト化可能なThoughtSpot Modeling Language(TML)表現を生成する。
ThoughtSpotでワークシートメタデータモデルを自動的に生成する。
ユーザーがデータを理解しやすいように、ドキュメント化された列やモデルの説明をインポートする。
dbtでモデル化されたデータでライブボードの検索や構築をすぐに開始できるようにする。
dbt Cloudおよびdbt Coreを利用しているThoughtSpotのお客様は、本日より、新たに機能強化されたData Workspace(ライブアナリティクス全般のミッションコントロールセンター)からこの統合環境に直接アクセスできるようになります。そこから、クラウドデータプラットフォームに接続したり、独自のカスタムSQLコマンドで検索可能なビューを作成したり、分析準備の整ったdbtデータモデルを社内中のビジネスユーザーに提供したりすることができます。完全にスクリプト化可能でAPIと親和性の高い体験を実現することで、データや分析のプロフェッショナルはデータの次の10年を優位に立つことができます。
ThoughtSpotとdbtで始める
ThoughtSpotとdbtを組み合わせると、その相乗効果により、分析エンジニアリングの生産性が向上し、戦略的な分析ユースケースを社内全体で短期間で開始できるようになります。今すぐData Workspaceにアクセスして、dbtモデルとThoughtSpotのシームレスな統合を始めましょう。
ライブアナリティクスを初めて使用してみたいと思われた方は、今すぐ無料トライアルをご利用ください。