ThoughtSpotは本日、Gartnerの「2022年アナリティクスおよびBIプラットフォームのマジック・クアドラント」でビジョナリーに選出されました。再びこのような栄誉を受けたことを大変光栄に思います。
ThoughtSpotが「ダッシュボードは時代遅れ」と宣言して以来、多くの物議を醸しています。この20年間、現代の企業はその従来型BIテクノロジーによって自社の首を絞めてきました。ダッシュボードが時代遅れなら、次は何なのか。私たちは多くの方にこう問いかけられてきました。皆さんも認識しているとおり、企業ではあらゆる意思決定と行動にどのようにデータを活用するのかということがこれまで以上に重要になっています。すべての企業がそうであると言っても過言ではありません。規模、業種、地域にかかわらず、今やすべての企業がデータカンパニーなのです。実際、データは最大にして唯一の差別化要因であり、卓越したチーム、製品、カスタマーエクスペリエンスを築くための鍵となります。
ThoughtSpotは、組織のあらゆるレベルのあらゆる人がデータに簡単にアクセスできるように、クラス最高峰のソリューションを開発してきました。これらのソリューションによってモダンデータスタックの価値が広がり、技術的なリテラシーを問わずあらゆる人が行動に結びつくパーソナライズされたインサイトを簡単かつ適時に作成し、それに基づいて行動できるようになります。これは、競合他社がほとんど追随できない野心的なビジョンです。ダッシュボードを捨て、真のセルフサービスによるライブアナリティクスを採用するときがあるとしたら、今をおいてほかにはありません。
モダンデータスタックの価値を広げる
ここ数年で、アナリティクスのエコシステムは大きく変化しました。企業は驚くべきスピードでクラウドに移行し、データスタックの再プラットフォーム化を急速に進めています。世界の最も革新的な企業は、Snowflake、Databricks、Google BigQueryなどのクラウドデータプラットフォームや、Starburst、Matillion、Dataikuなどのデータツールに何百万ドルも投資しています。そうした中で、これらの企業は新しいデータスタックの力を広げ、思考と同じスピードでクラウドデータからインサイトを引き出すために、ThoughtSpotを採用しています。
Anthem社を例として見てみましょう。この大手保険会社のビジネスの要は、保険金請求の分析です。しかし、保険金が未払いなのか支払い済みなのかというステータスについて指示型のシグナルしか得られなかったため、保険金請求の体験やコストの改善に必要な詳細情報は入手できませんでした。すべてのライブクラウドデータ上で実行されるThoughtSpotのライブアナリティクスを導入したところ、状況が一変しました。保険金の過払い件数が減少し、保険金請求により迅速に対応できるようになりました。今では、顧客対応に携わるすべての従業員がデータを使ってインサイトを作成し、きわめて正確な意思決定を行えるようになっています。
データを収益化して新しい収益源を開拓する
多くの企業は、データスタックを最新化するだけでなく、埋め込み分析を活用してデータを収益化し、新たな収益源を開拓することも夢見ています。これを目指すうえで最も重視すべき要素は、スピード、コスト、品質の3つです。企業はデータプロダクトを競合他社よりも早く市場に投入しなくてはいけません。同時に、構築やメンテナンスに過剰にコストをかけないようにする一方で、妥協のない品質と機能を実現する必要があります。このようなプロジェクトを社内で実行している企業もありますが、大小問わずますます多くの企業がThoughtSpot Everywhereに注目しています。ThoughtSpot Everywhereは、魅力的な分析エクスペリエンスをわずか数クリックでどのような製品にでも埋め込むことができる、開発者が使いやすいプラットフォームです。
英国にあるオンラインフードデリバリーのマーケットプレイスであるJust Eat Takeaway社は、ThoughtSpot Everywhereのメリットを実際に体感しています。Just Eat Takeawayは、ThoughtSpot Everywhereを基盤にJust-Dataというセルフサービス埋め込み分析プラットフォームをローンチしました。これにより、営業チームと加盟レストランパートナーのコンバージョンが増加しました。レストランパートナーはJust-Dataを使って最も忙しい時間帯などを把握できるため、それに合わせて人員を配置できるようになりました。さらに、各店舗の売上も確認できます。現在では、4か国の90のブランドが使用する人気サービスになっており、月間ユーザー数は600人を超えています。HCMテクノロジープラットフォームのHarri社も、ThoughtSpot Everywhereを活用しています。Harriは、Harri IQプラットフォームを強化するためにThoughtSpot Everywhereを埋め込みました。これにより、シェフからエグゼクティブまで、ホスピタリティ業界のさまざまなプロフェッショナルが価値あるインサイトに迅速かつ簡単にアクセスできるようになり、コロナ禍で大きな打撃を受けている業界で、人材の獲得や従業員のスケジュール調整などのプロセスを最適化できました。
アナリティクスエンジニアの登場
クラウドでデータが爆発的に増え、新たなデータイニシアチブに関心が集まる中、データアナリスト、データエンジニア、開発者の役割が一つに集約され始めています。現在、複雑なデータエンジニアリングや分析作業を管理する新しいハイブリッドな職務が必要とされています。そこで登場したのが、アナリティクスエンジニアです。この新しいデータプロフェッショナルは、従来のアナリストのようにレポートやダッシュボードの作成に専念するのではなく、ビジネス全体で新しい分析ユースケースを立ち上げ、インサイトと効率を最大限に高める役割を担います。
<br>ThoughtSpotの新しいデータワークスペース、作成済みのSpotAppテンプレート、ELTパートナーとの統合機能を活用すれば、アナリティクスエンジニアは効率よく高い生産性で仕事を進めることができ、ビジネスを前進させる新しい分析プロジェクトを実現できます。
高い実行力、ビジョンのさらなる完成度
データの決定的な10年を迎えるにあたり、皆さんが現在使用しているアナリティクスソリューションでこれらの一つでも実現できるか自問してみてください。そのソリューションには、現在そして今後5年、10年にわたって組織のニーズを満たすビジョンがあるでしょうか。もしこれらの質問の答えが「いいえ」なら、「2022年アナリティクスおよびBIプラットフォームのマジック・クアドラント」で移行の参考になる優れた評価基準をご覧いただけます。無料のレポートを今すぐをダウンロードして、ThoughtSpotがマジック・クアドラントでビジョナリーとして認められ続けている理由をご確認ください。
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