[米国リリース抄訳] ※当資料は、2021年5月4日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
2021年5月4日、カリフォルニア州サニーベール —モダンアナリティクスクラウド企業であるThoughtSpotは、本日、Diyotta買収で正式合意に至ったと発表しました。同時に、対話型のデータアプリを構築するための初のローコード開発プラットフォームで、コンシューマーグレードの分析サービスをテクノロジー企業が提供するSaaSやITチームが構築するカスタムWebアプリケーションに組み込むことができる「ThoughtSpot Everywhere」を発表しました。
ThoughtSpotは、Diyottaとの新たな関係により、顧客の最新データスタックにおける最良のサービスとの統合を急速に拡大できます。顧客は、自身のクラウドアーキテクチャの一部としてThoughtSpotをシームレスに展開し、事業にすばやく価値をもたらせます。今回の買収により、特にモダンデータプラットフォーム、AIおよびML、Webデベロッパーの開発によるデータアプリケーションとの統合が加速します。さらに、60人以上の従業員が新たに加わることでThoughtSpotの研究開発部門が劇的に強化され、世界全体で25%以上の拡大となります。
モダンアナリティクスクラウドを強化
クラウドからAI、機械学習、予測分析に至るまで、データ業界はほぼあらゆるレベルで急速なイノベーションを経験してきました。しかし、ほとんどの企業は、新たなデータスタックから価値を取り出し、ビジネスユーザーやパートナー、顧客の手に渡すのに苦労しています。成長を続けるエコシステムとの関わりに必要な高度な技術は、本当の意味で関与できるのはデータのプロだけであることを意味しています。企業がデータから得る価値が増加すればするほど、破壊の速度は加速の一途をたどります。
データ市場の情勢を変えるイノベーションが増える中、自身が抱える課題に対処するには、業界最高の能力を駆使して構築されたカスタムスタックを活用する能力が求められます。
ThoughtSpotのモダンアナリティクスクラウドでは、コンシューマーグレードのプラットフォームで最新のデータエコシステムの活用が可能です。企業は必要なデータスタックを構築し、このような投資を従業員、顧客、パートナーのすべてがシンプルで誰でも使える実用的な分析プラットフォームとして活用できるようになります。
コンシューマーグレードのプラットフォームでの最新データエコシステムの活用が可能です。
Diyottaの買収により、モダンアナリティクスクラウドのエコシステム拡大がさらに加速し、この急成長している業界全体でThoughtSpotの分析プラットフォームとテクノロジーの連携・統合が進みます。
以下はその一例です。
データアプリ:ThoughtSpot EverywhereをThoughtSpotの各種サービスと組み合わせ、対話型のデータアプリを構築できます。
クラウドでAI/MLを利用:データサイエンスベンダーとの新たな連携や連携強化により、従業員や顧客、パートナーがAIやMLを利用できるようになります。
新たなデータソース:企業は、Snowflake、Google BigQuery、Presto、Amazon Redshift、Microsoft Azureなどのクラウドエコシステムをまたいで新たなデータソースを利用できます。
さらに、Diyottaの人材は、現代のビジネスが直面する極めて複雑な課題を解決するデータ製品の開発に関して、並外れた専門知識を備えています。今回の買収により、北米とインドで60人以上の従業員がThoughtSpotに加わり、モダンアナリティクスクラウドの開発が強化されます。研究開発部門の人員は世界全体で25%、インドで50%増加し、ハイデラバードにある施設が拡張されます。
「業務ワークフローへのデータ統合に伴う難題の解決を支援するDiyottaの取り組みを、これまでずっと素晴らしいと思っていました。Diyottaのチームは、ダイナミックで微妙なニュアンスのあるエコシステムを理解しているだけでなく、データの活用方法を変えてプロセスの推進と意思決定の変革をもたらす中で企業が直面する問題を把握しています。」と、ThoughtSpotの最高開発責任者、Sumeet Aroraは述べています。「Diyottaの経験と人材・プロセス・データの結集という弊社と共通するビジョンは、モダンアナリティクスクラウドで顧客に価値を創出する弊社を完璧に補完してくれます。」
「ThoughtSpotもDiyottaも、共通の大企業を顧客として抱えています。今回の合併によって、クラウド分析のシームレス化を実現する総合的なアプリケーションを提供してまいります。今日の企業は、データで動いています。どんな現代的な組織でも、その中核にはデータがあります。ThoughtSpotと力を合わせ、このような企業が全社的にデータを活用できるよう、支援を拡大していく所存です。」と、DiyottaのCEOであり、共同創業者でもあるSanjay Vyasは述べています。「モダンアナリティクスクラウドによって、データエコシステムの最先端イノベーションを全従業員が利用できるようになります。この重要なミッションの前進に貢献でき、大変嬉しく思います。」
モダンアナリティクスクラウドの詳細をご覧ください。また、ご自身で是非お試しください
ThoughtSpotについて
モダンアナリティクスクラウド企業であるThoughtSpotは、最も使いやすい分析プラットフォームによるファクトドリブンな世界の実現をミッションとして掲げています。ThoughtSpotを使用すると、誰もが自然言語検索とAIを利用してデータからインサイトを入手し、クラウドデータエコシステムによる最先端のイノベーションを活用できます。企業は、最新のデータスタックの能力を全社的に利用し、データの価値をパートナーや顧客に届け、業務プロセス全体を自動化できます。顧客は、ThoughtSpotのWebおよびモバイルアプリケーションを利用して、全従業員の意思決定を改善できます。ThoughtSpotのローコード開発プラットフォームを使用すれば、コンシューマーグレードの分析機能をSaaS製品に埋め込むことも、全く新しい対話型のデータアプリを構築することも可能です。Walmart、BT、Daimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Nasdaq、OpenTable、Metromile、Workato、Nationwide Building Societyなどの企業が、従業員や顧客によるデータの活用方法を変革するために、ThoughtSpotを利用しています。ThoughtSpotを是非お試しください。
Diyottaについて
Diyottaは、最新データを統合するエンタープライズクラスのサーバーレスプラットフォームを構築するというビジョンの元に、Sanjay Vyas、Ravindra Punuru、Sripathi Tumatiという3人の熱心な技術者によって2011年に設立されました。Diyottaを使用すると、ITチームは多様なデータソースにすばやくセキュアに接続し、大量のデータをクラウド、マルチクラウド、オンプレミス環境をまたいでターゲットデータリポジトリに保存できます。Diyottaは、Hadoop、Snowflake、Google BigQuery、Amazon Redshiftなどの最新データ処理プラットフォームを利用する業界初の100%プッシュダウンデータ統合ソフトウエアを手掛けています。同社は、AIを利用したデータパイプラインSaaSソリューション、datom.aiも立ち上げています。このソリューションでは、120以上のコネクタを提供し、Snowflake、Amazon Redshift、Google BigQuery、Microsoft Azure Synapseなどの主要なクラウドデータウェアハウスをサポートしています。
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