[米国リリース抄訳] ※当資料は、2021年3月31日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
2021年3月31日、カリフォルニア州サニーベール — 検索とAIを活用した分析をリードするThoughtSpotは、本日、SeekWell買収で正式合意に至ったと発表しました。SeekWellでは分析を利用し、クラウドデータから得たインサイトを意思決定が行われる場、すなわちビジネスアプリケーションにSQLを使用して取り込むことができます。両社のサービス統合が進むと、ThoughtSpotとSeekWellの併用により自然言語検索でクラウドデータウェアハウスからデータを引き出し、Google Spreadsheetsのような生産性アプリケーションで変更を加え、SalesForceなどのビジネスアプリケーションとシームレスに自動同期できるようになります。
データの一方通行な流れを変える
クラウドデータウェアハウスとETL/ETLツールは、この10年に起こったデータの爆発的増加によるデータの断片化やサイロ化に対処してきました。ThoughtSpotは、最もスケーラブルで直感的な分析インターフェイスを使用する検索の先駆者となり、このようなクラウドデータから誰もがインサイトを入手できるようにしました。
しかし、データが作成され、キャプチャされ、クラウドデータウェアハウスに保存され、分析されるという一方通行のプロセスは依然として変わりません。絶え間なく変化する今日のビジネス環境で、組織はこのようなインサイトを意思決定が行われる場、すなわちビジネスアプリケーションに自動的に戻す必要があります。SeekWellとThoughtSpotを併用すると、これまでになく簡単にインサイトを発見できるだけでなく、インサイトをアプリケーションに直接戻し、その過程でデータドリブンな意思決定を拡大するため、データのループが完成します。
SeekWellとThoughtSpotで価値を速やかに実現
SeekWellは、本日よりThoughtSpotでご利用いただけます。以下は、すぐにご活用いただけるユースケースの例です。
マーケティング:的を細かく絞ったセグメントを数秒で構築し、Facebook Audienceなどのマーケティングアプリケーションで自動化する。
セールス:カスタムリードスコアリングモデルを自動化し、Salesforceなどのセールスアプリケーションと直接同期する。
サポート:Zendeskなどのアプリケーションで新規チケットの横に顧客プロファイルを表示して生産性を上げるとともに、価値の高い顧客のチケットを優先する。
SeekWellとThoughtSpotとの完全統合が進むと、このようなプロセス全体に自然言語検索を利用できるようになります。SQLは不要となり、代わりにクラウドを検索してデータを入手し、生産性アプリで変更を加え、ビジネスアプリケーションと同期できます。ThoughtSpotは、新たなビジネスアプリケーションの統合やSeekWellの最終目的の拡大にも投資を続けていきます。
「195か国で8,000万以上のアスリートが利用するStravaでは、アスリートに刺激を与え、好きなスポーツをより楽しくする活動の中心にあるのはデータの活用です。データがあるだけでは不十分です。データを大規模に活用し、事業を前進させねばなりません。SeekWellでは、SQLを使用して十分な分析を行い、意思決定が行われる場であるビジネスアプリケーションにインサイトを取り込むことができます。」と、Stravaの財務マネージャーであるBrian Miller氏は語っています。「ThoughtSpotとSeekWellが力を合わせ、データからより多くの価値を創出できるように企業を支援するのは素晴らしいと思います。」
「私は自分のキャリアを通して、ソフトウェアエンジニアが企業に与えた素晴らしいインパクトを目にしてきました。データでも同じようなインパクトを与えられる大きな機会があるのに、ほとんどのアナリストはダッシュボードの構築で身動きが取れず、組織に変化をもたらせていませんでした。SeekWellは、費用と時間がかかるオーバーヘッドを排除するとともに、エンジニアリングとデータを結びつけ、その間違いを正しています。」と、SeekWellの共同創業者であり、CEOを務めるMichael Ritchie氏は述べています。「ThoughtSpotは、すべての中心に顧客を据えるという(SeekWellと)同じ文化を掲げるとともに、企業がそのデータをより効果的に活用できるようにするというミッションを共有しています。SeekWellと協力し、企業がこれまでにない規模でデータを活用できるように支援してまいります。」
「ファクトドリブンな世界の構築では、意思決定が行われるあらゆる場でインサイトが求められます。今日は、このような意思決定の多くがアプリケーションで行われています。しかし、あまりにも多くの場合、時代遅れの一方通行なデータの流れによって、データを最も必要とされる場所、すなわちアプリケーションに戻すことができません。」と、ThoughtSpotの最高開発責任者を務めるSumeet Aroraは語っています。「SeekWellとThoughtSpotの併用により、顧客はデータをアプリケーションと同期するだけでなく、それを簡単な検索で実行できるようになります。これにより、アナリストはインサイトを既存のアプリケーションワークフローに取り込み、組織全体でインテリジェンスを活用できます。」
詳しくは、SeekWellの無料トライアルをお試しください。
ThoughtSpotについて
ThoughtSpotは、検索とAIを活用した分析を通じて企業が持つクラウドデータの力をあらゆる従業員が利用できるようにすることで、意思決定の方法に改革をもたらします。ThoughtSpotは、インサイトをスピーディ、大規模に提供するためにクラウド時代に向けて開発されました。ThoughtSpotを利用することで、誰もがシンプルな自然言語を使用してデータドリブンなインサイトを新たに見出したり、他人が発見したインサイトを組織全体で見ることができます。また、AIを活用することで、傾向、異常値、パターンを検出し、ユーザーが関心を持ちながらも考えつかなかった質問に回答します。ThoughtSpotをSaaSとして利用可能なThoughtSpot Cloudでは、Embraceでクラウドデータハウスへ直接接続してクエリを実行したり、ThoughtSpotモバイルアプリを使用してビジネスの最新情報を入手することができます。Walmart、BT、Daimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Bank of the West、Siemens、Nationwide Building Societyなどの顧客企業は、ThoughtSpotを活用してあらゆるレベルの従業員に力を与え、組織を改革しています。ThoughtSpotは、あらゆる場所での意思決定にデータが活用されることを通じて、よりファクトドリブンな世界の実現を目指しています。ぜひ、今すぐThoughtSpotをお試しください。
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