[米国リリース抄訳] ※当資料は、2021年11月15日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
カリフォルニア州サニーベール — 2021年11月15日 — モダンアナリティクスクラウド企業のThoughtSpotは、本日、アナリスト、データエンジニア、デベロッパーがライブアナリティクスを全社的に構築・運用できる高度な機能が備わったThoughtSpot Data Workspaceの提供開始を発表しました。同時に、新たに1億ドルを調達し、評価額42億ドルを達成したことも発表されました。
動的な検索アーキテクチャで構築されたThoughtSpotは、ビジネスユーザーが自身でインサイトを発見・活用できるように、インタラクティブで直感的な体験を継続的に提供してきました。そして現在、データアナリスト、データエンジニア、デベロッパーの役割が交差・進化する中で、このような専門家にもインタラクティブ性の高い体験をもたらしているThoughtSpotは、デベロッパー向けのThoughtSpot Data Workspaceの提供により、TTV(価値を実感するまでの時間)を加速し、データチームの生産性向上を実現します。
データが爆発的に増加し、クラウドの活用競争が激化する中、企業はモダンデータスタックの導入を進めています。このような状況で、複雑化する一方のデータエンジニアリングとアナリティクス作業を管理する新たな種類のデータ専門家が登場しています。これまでの担当者は、レポートとダッシュボードの構築が主な役割でしたが、今日のアナリティクスエンジニアは、データモデルの生成、新たなユースケースの提供、前線に立つ意思決定者のセルフサービスの実現を担っています。ThoughtSpot Data Workspaceは、このような専門家がデータを駆使して、効率的に作業・運用できるように設計されています。技術的な作業を効率化すると、データチームの生産性が向上する一方で、新たなアナリティクスプロジェクトの策定と実施が劇的に加速します。
アナリティクスエンジニア、アナリスト、デベロッパーは、ThoughtSpot Data Workspaceで以下が可能になります。
「モダンデータスタックは、アナリストやデベロッパーの業務に新たなデータ体験を構築する機会を与えています。最新のクラウドデータプラットフォームは、従来のデータウェアハウスやデータレイクでは不可能だった動的なアナリティクスを実行できます。」と、ThoughtSpotの共同創業者であり、エグゼクティブチェアマンのAjeet Singhは述べています。「すなわち、データ専門家の多くは、これまでは静的なダッシュボードの構築やETLジョブの実行しかできなかったということです。しかし、ThoughtSpot Data Workspace、TML、Seekwell、ThoughtSpot Everywhereの登場で、データ専門家がビジネスに与えるインパクトを劇的に高められるようになりました。このような最新機能で、アナリストやデベロッパーは新しいライブアナリティクス体験をすばやく構築・提供し、ビジネスユーザーは使いやすくインタラクティブなモダンアナリティクスクラウドでデータを積極的に利用できるようになりました。」
ThoughtSpot Blocksを実装したSpotAppsで新たなユースケースを提供
ThoughtSpotは本日、アナリストやデベロッパーが主要なSaaSアプリケーションを使用して、アナリティクスプロジェクトを数クリックで開始できる完全統合アプリケーションSpotAppsの提供も発表しました。SpotAppsは、コードのプリパッケージであるThoughtSpot Blocksを実装しています。
ThoughtSpot BlocksはThoughtSpot Modeling Language(TML)で構築され、データのモデル生成、新たなアプリケーションの構築、開発から生産へのシームレスな移行を柔軟かつ効果的に行えます。YAMLを土台とするTMLは、オープン標準を使用して構築されています。TMLはモデリング言語と異なり、キャズムトラップやファントラップといったマルチファクトテーブル結合などの複雑なデータを処理できるため、アナリストやデベロッパーにとっては、ライブアナリティクスをビジネスユーザーに提供するシンプルかつパワフルなモデリングレイヤーとなっています。
SpotAppsは、Analytics AppStoreでダウンロードしてすぐにご利用いただけます。当初のSpotAppsは以下に対応し、営業、マーケティング、ITの専門家に役立ちます。
「モダンデータスタックは、企業に膨大な機会を生み出しましたが、ビジネスユーザーのデータ利用に大きな格差があることが顕在化しました。ビジネスユーザーはインサイトを渇望していますが、データチームが静的ダッシュボードに依存していたら、それに応える望みはありません。ターンキーソリューション搭載のまったく新しいインタラクティブなライブデータスタックは、この問題に対処する唯一の方法です。」と、ThoughtSpotの最高開発責任者、Sumeet Aroraは語っています。「今日の市場で最も重要なのはスピードです。SpotAppsとモダンアナリティクスクラウドにより、お客様がデータをアプリケーションやユースケースに変換し、これまで以上にすばやく価値を実感できるようお手伝いしてまいります。」
ThoughtSpot Data WorkspaceとSpotAppsは、どちらもプライベートアルファ版であり、ベータ版は2022年早期に提供されます。詳しくは、www.thoughtspot.com/product/modelをご覧ください。
ThoughtSpotについて
モダンアナリティクスクラウド企業であるThoughtSpotは、最も使いやすいアナリティクスプラットフォームによるファクトドリブンな世界の実現をミッションとして掲げています。ThoughtSpotを使用すると、誰もが検索とAIを利用してデータからインサイトを入手し、クラウドデータエコシステムによる最先端のイノベーションを活用できます。企業は、最新のデータスタックの能力を全社的に利用し、データの価値をパートナーや顧客に届け、業務プロセス全体を自動化できます。顧客は、ThoughtSpotのWebおよびモバイルアプリケーションを利用して、全従業員の意思決定を改善できます。ThoughtSpotの開発者向けプラットフォームを利用すれば、コンシューマーグレードのアナリティクス機能をSaaS製品に埋め込むことも、全く新しい対話型のデータアプリを構築することも可能です。Walmart、BT、Daimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Nasdaq、OpenTable、Workato、Nationwide Building Societyなどの企業が、従業員や顧客によるデータの活用方法を変革するために、ThoughtSpotを利用しています。詳細については、www.thoughtspot.com/jpをご参照ください。
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