[米国リリース抄訳] ※当資料は、2020年9月22日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
2020年9月22日、カリフォルニア州サニーベール — 検索とAIを活用した分析をリードするThoughtSpotは、本日、ThoughtSpot Cloudを発表しました。ThoughtSpot Cloudは、初のフルマネージドSaaSオファリングとして、クラウドにあるデータからインサイトをすぐに獲得できる柔軟性をビジネスユーザーに提供します。これにより、従業員はクラウドデータ全体から粒度の高いインサイトを入手できるようになり、Amazon RedshiftやSnowflakeのようなクラウドデータウェアハウスに対する投資利益率の最大化が可能です。
クラウドの準備がついに整ったエンタープライズ分析
エンタープライズ分析は、増加が遅く限定されたネットワーク帯域幅、オンプレミス中心のデータグラビティ、複数のクラウドに分散するデータ、セキュリティにまつわる懸念などからクラウドへの移行が遅れていました。ここ5年間の技術的進歩、特にクラウドデータウェアハウスの登場により、このような懸念への対処が進んできましたが、今日でもデータへのアクセスには課題が残り、データの73%は分析に使われないままとなっています。このために求められているのは、クラウドデータウェアハウスと連携し、フロントラインワーカーから経営陣に至るまで、社内の誰もがクラウドデータ全体から最も細かい粒度のインサイトを利用できるようにするターンキーソリューションです。
現在、新型コロナウィルスの流行によって世界中でデジタル経済への移行が加速し、世界の新たな秩序が作られようとしています。このような秩序において、企業はデジタルトランスフォーメーションに取り組まなければ遅れを取ってしまいます。従来のビジネスモデルがデータによって一変する中、分散型労働力が標準となり、クラウドへの投資がこれまで以上に促されています。企業は、クラウド投資の増加に伴い、記録的なスピードで有意義な成長を遂げるために、どうすれば従業員がクラウドの力を最大限に活用できるかを再考する必要性に迫られています。
ThoughtSpot Cloudは、このタイムリーな要求を満たします。クラウド投資から即座に価値を実現し、デジタルトランスフォーメーションから得る利益に拍車をかける究極のソリューションを提供します。 Amazon RedshiftやSnowflakeなどの人気の高いクラウドデータウェアハウスとThoughtSpot Cloudを連携させることで、ビジネスユーザーは検索とAIを活用してクラウドデータ全体からインサイトを掘り起こすことができます。
トップの考え方
「Metrolime(メトロマイル)は、機械学習や30億マイル以上の運転データをベースとしています。」と、メトロマイル社バイスプレジデントのSathish Koteshwar氏は述べています。「弊社が世界で最もパーソナライズされた自動車保険を作り上げることができるのは、データが弊社の事業のあらゆる面に情報を与えてくれるからです。ThoughtSpot Cloudを選んだのは、弊社のクラウドデータウェアハウスと即座に、そしてシームレスに連携できるからです。弊社にとって、インサイトを得るまでの時間は極めて貴重なのです。」
「クラウドへの移行とクラウドの活用は、多くの場合は別物です。社内で従来より使用していたAWSベースのデータレイクとThoughtSpotを容易に連携できることが重要だったのは、このような理由からです。」と、Chick-fil-A(チックフィレイ)のシニアリードアナリスト、Callie Cobbs氏は語ります。「弊社は、事業やデータ量が増え続ける中、成長に合わせて拡大できるだけでなく、ビジネスユーザーが付加価値の高いインサイトをすばやく得て、十分な情報を得た上で事業のスピードに遅れないように意思決定を行えるプラットフォームをまさに必要としていました。」
「すべての従業員がデータを利用できるようにすることは、今日のビジネスでは生命線となっています。これは特に、新型コロナウィルスがもたらした課題に直面した今年、企業にとって明確になりました。」と、ThoughtSpotのCEOであるSudheesh Nairは述べています。「ThoughtSpot Cloudは、クラウドデータをフル活用し、本物のデジタルトランスフォーメーションをこれまで以上に加速したいという顧客ニーズを満たす目的に叶っています。既存のレガシーソリューションは、時間の遅れやインフラの制限だらけで、これではタスクを遂行できません。顧客は、データを使用してファクトドリブンな世界の構築を支援してくれることを弊社に期待しています。ThoughtSpot Cloudの導入で、この重要なミッションを大きく前進させることができました。」
「ThoughtSpotが当初から重要視していたことは1つ。それは誰もがデータを入手できるようにすることです。私たちは、検索とAIを活用した分析ソリューションで、技術知識の有無に拘わらず、誰もがデータに質問を投げかけ、よりよい意思決定ができるという最も簡単な分析エクスペリエンスを実現しています。」と、ThoughtSpotの共同創業者であり、エグゼクティブチェアマンのAjeet Singhは述べています。「ThoughtSpot Cloudの発表により、データの所在がどこであっても、あらゆるエンタープライズデータを駆使して価値をすぐに得られるように製品ポートフォリオが拡大しました。これにより、検索を利用した最新インターフェイスを社内の誰もが利用し、あらゆるパブリッククラウド環境やプライベートクラウド環境でデータを自由に管理できるようになります。」
「企業がクラウドのスピード、効率、導入のメリットを理解するにつれ、世界がクラウドに移行するようになって何年も経ちます。それでも、従業員がクラウドデータからインサイトを入手できるようにするのに苦労しているという話を多く耳にします。」と、Snowflakeの最高収益責任者であるChris Degnanは説明します。「ThoughtSpot Cloudでは、検索とAIを活用した分析をSnowflakeで直接活用して、クラウドデータから極めて簡単に多くの価値を得ることができます。」
「企業は、クラウドのアジリティとシンプルさを活かすべく、アプリケーション、ビジネスプロセス、データプラットフォームの最新化を図っています。」と、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のグローバルセグメントリード、Ken Chestnutは説明しています。「ThoughtSpotと協力し、ThoughtSpot Cloudの検索とAIをAmazon Redshiftの能力と組み合わせることで、ビジネスユーザーがデータから多くのより価値を引き出すお手伝いができることを嬉しく思います。」
その他の機能
ThoughtSpot Cloudは、高度にスケーラブルでクラウドネイティブな共通のアーキテクチャ上に構築されています。
その他の機能とメリット:
フルマネージドサービス:ThoughtSpotの検索とAIを活用したプラットフォームは、フルマネージドサービスとしてご利用いただけます。
操作性:最低限の設定・構成で、検索とAIを活用した分析を数分でフル活用できます。
オンボーディングをパーソナライズ:ユーザーの経験に合わせた役割ごとのオンボーディングフローで、価値を得るまでの時間を短縮します。
検索支援:使用経験のないユーザーがステップごとに学べるように、初めての検索をデジタルアシスタントが支援します。
SpotAppをあらかじめ構築:再利用可能なローコードテンプレートで、Salesforceなどのアプリからインサイトを簡単かつスケーラブルに引き出します。
インデータベースのメリット:Amazon RedshiftやSnowflakeのような高性能、ゼロマネジメント、クラウド向けのデータウェアハウスで、直接クエリを実行します。
料金:ユーザー数ではなく、消費・分析したデータのみに課金されます。
詳しくは、 www.thoughtspot.com/jp/cloudをご覧ください。
ThoughtSpotについて
ThoughtSpotは、経営幹部から現場担当者まで、あらゆる従業員にデータからのインサイトを素早く提供できることから、世界中の革新的な企業で利用されています。シンプルな検索を行うだけで、何十億行ものデータを瞬時に分析します。またAIを活用することで、ユーザーが考えもしなかった質問に対しても、適切かつ信頼できるインサイトを自動で提供します。ThoughtSpotは、あらゆるビジネスユーザーが扱えるほどシンプルですが、スピード、セキュリティ、ガバナンスを損なうことなく、大規模で複雑な企業データに対応できるほど強力です。そのため、Walmart、BT、Siemens、Daimler、Exxon、Hulu、Royal Bank of Canada、Bank of the West、Nationwide Building Societyなどの顧客企業が、ThoughtSpotを活用して意思決定のカルチャーを変革しています。ThoughtSpotは、インサイトが全ての会話と意思決定に取り入れられることを通じ、よりファクトドリブンな世界の実現に向けてデータが果たす役割の進化を支援します。詳細については、www.thoughtspot.com/jpをご参照ください。
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