[米国リリース抄訳] ※当資料は、2020年12月9日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
2020年12月9日、カリフォルニア州サニーベール — 検索とAIを活用した分析をリードするThoughtSpotは、本日、ThoughtSpot Oneのリリースを発表しました。ThoughtSpot Oneは、クラウド向けに構築された新製品で、人気の高い消費者アプリのように簡単な操作性を備えながら、ビジネスプロフェッショナルがデータドリブンなインサイトを利用し、共有し、行動につなげる方法を劇的に変えます。
プラットフォームの検索能力を大幅に拡張するThoughtSpot Oneは、検索とAIを活用した分析の唯一のフルマネージドSaaSプラットフォームである、ThoughtSpot Cloud用に構築・提供されます。
主な特徴:
回答を検索:ThoughtSpot Oneは、検索を使用してインサイトを作成するだけではありません。ユーザーは、組織内の他の人が作成した分析コンテンツで自身の質問に対する回答を入手できるため、組織全体で集合知を活用することが可能です。
ソーシャルを活用した発見:ソーシャルグラフを利用して、検索結果を各ユーザーに合わせてカスタマイズします。これにより、回答のナレッジベースが作成され、ユーザーを利用したデータドリブンなインサイトのネットワーク効果が生まれます。
ThoughtSpot Oneは、クラウド分析のアジリティ、スピード、スケールを既に活用している組織向けに、組織全体のユーザーがインサイトを直接利用できる方法を提供すべく構築されています。クラウドデータから作成するインサイトは時とともに増加しますが、管理が統一されていないため、ビジネスユーザーはせっかくのインテリジェンスを十分に活用できません。ある質問に対して誰かが既に答えていても、適切な内容をタイムリーに見つけるのはこれまで不可能でした。
ThoughtSpot Oneは、オンボーディング、モニタリンク、最初のインサイト作成から、AIを活用した詳細な検索・共有・実行に至るまで、クラウドでのデータ検索体験の全体を根本的に作り変えることにより、この問題を解決します。ThoughtSpot Oneでは、検索で新たなインサイトを作成するだけでなく、他の人が作成した回答など、既に組織内に存在するすべての回答を探すことができます。自然言語機能の拡張により、カジュアルユーザーでも、正確なキーワードや専門用語を使用せずに質問することが可能です。その後、根底にある新たなソーシャルグラフを活用し、ユーザー、エンゲージメントパターン、キーワードとの関連性を考慮して結果をカスタマイズ・順位付けします。このように、ユーザーはGoogleやSpotify、Twitterで情報を発見するように、ThoughtSpot Oneで分析に関する内容を発見できます。
これによって生まれるネットワーク効果は強力です。データを検索するユーザーが多ければ多いほど、作成されるインサイトも増えます。インサイトが増えれば、組織内の多くの人がインサイトを検索し、関与できるようになります。このような関与によってThoughtSpot Oneのインテリジェンスが高まり、カジュアルユーザーがデータを扱う場合でも関連性とインパクトの高い回答が表示されます。
「弊社のお客様からは、適切な回答を適切な人が適切な時に使えるようにすることが大きな課題だと常に伺っております。お客様が事業の加速に対応すべくクラウドに移行する中、データの賞味期限はこれまでになく短くなっています。クラウドコンピューティングは大規模な超高速処理が可能ですが、ビジネスユーザーは組織全体にあるインサイトにアクセスし、その利用に協力し合う必要に迫られています。さもなければ、遅れを取ってしまうからです。」と、ThoughtSpotのCEOであるSudheesh Nairは語っています。「弊社は、エンタープライズテクノロジーの世界で実証されたアプローチでは、この問題を解決できないことがわかっていました。そのため、Googleなどの一般向けアプリケーションの体験をThoughtSpot Oneでの検索で再現しました。ユーザーに合わせて内容をパーソナライズし、表示されるようにしたのです。変更には勇気がいりました。特に分析の変更はなおさらです。弊社を信頼してくださるだけでなく、変革に対して寛容なすべてのお客様に感謝を申し上げます。」
「ThoughtSpotは、インサイトを最も必要としているビジネスユーザーの手に渡ることを阻む壁を打ち破ることを目的に設立されました。弊社は、誰もがシンプルな言語で質問し、適切な回答を数秒で得られるように、検索を活用した独自の体験を立ち上げました。また、AIを取り入れて、問いかけることを考え付きもしなかった質問の回答を得られるようにしました。」と、ThoughtSpotの共同創業者であり、エグゼクティブチェアマンのAjeet Singhは語っています。「ThoughtSpot Oneは、これを大きく前進させ、ユーザーが自身のインサイトを作成するだけでなく、他の人が既に作成した関連性の高い内容がログイン後即座に表示されるようにしました。これにより、組織の集合知を活用してデータドリブンの実現を目指すお客様を支援しています。しかし、達成できているのはわずか2%に過ぎません。今後も絶え間ないノベーションに専心し、ファクトドリブンな世界を作り上げてまいります。」
ThoughtSpot Oneは、ThoughtSpotへの初回ログインから日常的に利用するまで、ユーザーの体験を根本的に作り変えました。新たな特徴の例は以下の通りです。
回答を検索:組織内の他のユーザーが作成した既存の内容すべてを自然言語で検索できるので、組織全体にある知識の活用が可能です。
オンボーディングをパーソナライズ:新しいユーザーでも、ビジネスユーザーでも、アナリストでも、オンボーディングをパーソナライズしてプラットフォームで直接トレーニングを受けられます。これにより、分析を詳しく学習する必要性が減り、価値の実現がスピードアップします。
新しいホームページとトレンドのフィード:トレンドのフィードなど、ホームページのデザイン刷新で、ユーザーに重要なインサイトがログイン後すぐに表示されるため、エンゲージメントとアダプションが促進されます。フィードにより、類似ユーザーのバイラリティが高い回答・チャート・ピンボードや組織レベルの関連性アルゴリズムに基づいて、Twitterでトレンドが表示されるようにインサイトを発見できます。
SpotIQと自動ビジネスモニタリング:ユーザーは監視するKPIを選択して、変化とその理由を追跡できます。KPIが変化すると、ユーザーにアラート通知と変化の理由が送信されます。ユーザーは自分自身や他のユーザーをKPIに登録できます。また、内容はモバイルでの利用に最適化されています。
ThoughtSpot Modeling Language (TML)とSpotAppsテンプレート:TMLはYAMLを使用した新たなモデリング言語です。アナリストはTMLを使用して、ビジネスデータモデルを簡単に定義・管理できます。また、環境をまたいだ分析モデルの作成、バージョニング、共有、再使用など、クラウドで行う最新のメタデータ管理ワークフローが実現します。データエンジニア、アーキテクト、アナリストはTMLを使用することによって、SpotAppsというアプリケーションテンプレートの構築、新たなデータセットやアプリケーションの簡単な接続、データ環境間の移動による開発から運用までの短縮化が可能になり、究極的にはユースケースをスピーディに追加・展開できます。
ThoughtSpot Oneは、現在、ThoughtSpot Cloudのお客様にご利用いただけます。詳しくは、www.thoughtspot.com/oneをご覧ください。
ThoughtSpotについて
ThoughtSpotは、検索とAIを活用した分析を通じて企業が持つクラウドデータの力をあらゆる従業員が利用できるようにすることで、意思決定の方法に改革をもたらします。ThoughtSpotは、インサイトをシームレス、スピーディ、大規模に提供するためにクラウド時代に向けて開発されました。ThoughtSpotを利用することで、誰もがシンプルな自然言語を使用してデータドリブンなインサイトを新たに見出したり、他人が発見したインサイトを組織全体で見ることができます。また、AIを活用することで、ユーザーが投げかけた質問に答えるだけでなく、傾向、異常値、パターンを検出し、ユーザーが関心を持ちながらも考えつかなかった新たな質問を提案します。ThoughtSpotをSaaSとして利用可能なThoughtSpot Cloudでは、Embraceでクラウドデータハウスへ直接接続してクエリを実行したり、ThoughtSpotモバイルアプリを使用してビジネスの最新情報を入手することができます。Walmart、BT、Daimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Bank of the West、Siemens、Nationwide Building Societyなどの顧客企業は、ThoughtSpotを活用してあらゆるレベルの従業員に力を与え、組織を改革しています。ThoughtSpotは、あらゆる場所での意思決定にデータが活用されることを通じて、よりファクトドリブンな世界の実現を目指しています。詳細については、www.thoughtspot.com/jpをご参照ください。
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